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器と日本茶を愉しむ◆wad cafe

2016.08.03

「おかあさん、お茶ーーーー!」
の「お茶」しか知らなかった私は衝撃を受けました。

砂時計の落ちるのを見ながらゆっくり待つ、1煎目、
温度を上げて2煎目、3煎目、最後は茶葉まで食べられるだなんて!

「お茶って、、お茶って、、、おもしろい!」

今回お邪魔したのは、南船場にある wad omotenashi cafe(ワド オモテナシ カフェ)さん。
扉を開けると、そこにはコンクリートと木材で作られた、清潔感と温かみが融合する素敵空間が広がります。

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窓から自然光がたっぷり降り注ぐ店内。
それぞれのテーブルがほどよい距離感に配置され、横に並んだり、向かい合ったり、カウンターでオーナーさんと話したり…
同じ場所にいながら、それぞれが別々の空間を共有できる不思議な間取り。
まるで家のリビングでくつろぐかのような過ごし方ができます。

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こごう、さみどり、おくみどり、めいりょく、やぶきた、
メニューを見ると、頭の中が「???」でいっぱいになりそうな不思議な名前がたくさん並んでいます。
実は全て、「お茶」なんです。
席に着くと、スタッフの方がひとつひとつ味の特徴などを丁寧に説明してくださいます。

他にも夏摘み煎茶、秋摘み煎茶、味窯こってりなんていうお茶もあり、お茶への知識は全然なくてもネーミングにそそられて選ぶのもアリですね!

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こちらは、wadオーナーの小林剛人(kobayashi takehito)さん35歳。

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日本茶のカフェのオーナーさんというと、敷居が高くて気難しい人なのかなと勝手にイメージしていましたが全くの逆!

「お点前などのかしこまった形ではなく、カジュアルにお茶を愉しんでほしいんです。」
そう話す小林さんは、24歳まで全然違う仕事に就かれていたそう。
その後、独自で、割烹などに売り込みに出向き、花器や花の活け替えなどを積極的に提案。
もともと好きだった器の魅力にぐいぐい引き込まれ、欠けたり割れたりした器を修繕する「金継ぎ」という技術を習得し、徐々に通っていた割烹からも仕事の依頼として金継ぎを受けるほどになったのだとか。
「27歳でお店を持つ」と決めて、退職してからの3年間は、手探りながらも「器」愛を育み、その後フランスへ1カ月ほど行った際に、以前から知り合いだった仏像画家のペドロさんの自宅に泊めてもらって、お互いに母語ではない「英語」を使ってのコミュニケーションに「思っていることがすべて伝えられないもどかしさ」を感じたそうで、

帰り際に、「帰国したら英語を勉強して、次に会う時にはもっと話せるようになりたい。」と言うと、ペドロさんは「せっかく日本にいるなら華道や茶道など道とつく文化をもっと勉強すべきだよ。そうすれば、世界中で仕事ができる。言語は通訳を雇えばいい。」と言われ、お茶やお華を本格的に極めはじめたそうです。

なんという素敵なメッセージ!
その一言が、今のwadの原点を作っているのですね。

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こちらは、和紅茶とワドモナカ。
和紅茶はすっきりとした風合いが特徴で日本茶に近い紅茶、ワドモナカは、少し火を入れた皮にあんこと玄米を包んだワド特製の人気モナカ。
こんなに礼儀正しいモナカを今まで見たことがありません。
ついついときめくまんまる氷も、さりげないOMOTENASHIですね。

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そして、私は京番茶HOTと、ここらで知らない人はいない餅匠しづくの豆大福を・・・♪
しづくさんの和菓子を他店でいただけるとは、びっくりです。

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餅匠しづくさんとは、wadがここへ移転する前からのお付き合いでちょうどオープン時期が同時だったこともあり、工事中の店内を覗いて挨拶を交わすうちにすっかり仲良くなられたそうです。以前は、小林さんが1人でお店をやっていたため、忘年会なんかもしづくさんに参加させてもらっていたのだとか。
それにしても、安定のおいしさ!

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京番茶はノンカフェインなため、お子さんでも安心して飲めるお茶。
コーヒーや冷たいカフェラテを飲む機会が多いために胃が弱っている方も、たまには温かい京番茶でリラックスしてみてください。
香ばしくて、やさしくて、こんなにゆっくり時間をかけて味わって「お茶」を飲むことって日頃なかなかなかったので、一緒にいた友達の言葉を借りると「心が浄化される~」でした。まさに!

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店内にはこだわりの器がたくさん飾られており、抹茶を頼むと、カウンター越しに選んだ器に入れてくれるとのこと。
始めてきた方は、器を選びたくて抹茶を飲む人もいるようです。

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ベタもいます♪

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こちらは、2012年にヴェネチアの職人さんが金太郎アメのようにした赤いアンティークガラスを練り込んで吹きガラスで作った日本風の器。
5つしかなかったそのうちの1つを譲ってもらったそうで、とっても楽しそうに当時のことをお話してくださいました。

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心斎橋駅から徒歩5分。
夏の疲れを心身ともに癒されに行ってみてください。
ギャラリーも併設で、様々なコラボイベントも毎回人気です。
詳しくはHPをご覧ください。

次は、かき氷食べた~い!

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wad omotenahshi cafe

大阪市中央区南船場4-9-3
東進ビル2F
06-4708-3616

13:00-20:00 不定休
http://wad-cafe.com/